楽譜 [音楽理論]
http://www.chromatic-metal.com/4notesII_V.pdf
右手、左手それぞれ2声。左手は交互に7度と3度。右手にはテンションコードが入っているものあります。
ちょっとジャズっぽくなてきました。
楽譜 [音楽理論]
http://www.chromatic-metal.com/3notesII_V.pdf
II-V-I での2つのタイプの3ノートボイシングを12のキーで書いてあります。
このパターン全部を考えなくても、たとえボーっとしても弾けるようにします。
使用ソフトはlilypond。
インターバル 3 [音楽理論]
■半音と半音:
■半音と全音:
■全音と全音:
■半音と短三度:
■全音と短三度:
■短三度と短三度:
■長三度と半音:
■長三度と全音:
■長三度と短三度:
■長三度と長三度:
インターバル 2 [音楽理論]
最低音と最高音の差は長三度。
メジャースケール内には存在しない。
ハーモニックマイナースケール内に存在する。
ちょっとアラビックな雰囲気を醸し出す。
■全音と短三度
最高音と最低音の差は完全四度。
ペンタトニックスケール的なフレーズを醸し出す。
■短三度と短三度
最高音と最低音の差は減五度。
マイナーフラット5コードそのもの。
■長三度と半音
最高音と最低音の差は完全四度
メジャーセブンスの構成音。(3度あるいは5度の省略)
■長三度と全音
最高音と最低音の差は増4度。
増四度の音程を持つためセブンスコードの響きを持つ。
あるいは、ホールトーンスケール的な使用方法あり。
■長三度と短三度
最高音と最低音の差は完全五度。
メジャーコード、マイナーコードそのもの。
低い方の音程が長三度のときメジャー、短三度の時はマイナー
■長三度と長三度
最高音と最低音の音程差は短六度。
オーギュメンとコードそのもの。
インターバル [音楽理論]
音楽理論書では2音間のインターバルの話ですが、ここでは3音間のインターバルに関して書いてみたいと思います。
■半音と半音:
例えばFと F#とG。F#の音はFとGを繋ぐパッシングノートであったり、この3音はCのブルーススケールの構成音であったりします。半音というのは12平均率で一番狭い音程関係です。この3音を同時にならすとクラスター的な響きになります。
■半音と全音:
2通りあります。低音から半音と全音と組上げるものと、全音から半音を組上げるものです。例えば前者はEとFとG、後者はDとEとF。前者はCメジャースケール内では他にBとCとD、後者はAとBとCもありあす。最低音と最高音では短3度の音程をつくります。後者を同時にならすと、madd9の響きとなります。
■全音と全音:
全音が連続するものです。Cメジャースケール内ではCとDとE,FとGとA,GとAとBと3つ存在します。最低音と最高音では長3度の音程を作ります。同時にならすとadd9の響きとなります。
★課題:これらの音程のインターバルを全ての12音で弾いてみましょう。
続く。。
Vertical and Horizontal [音楽理論]
Verticalは垂直、Horizontalは水平の意味です。
Verticalをハーモニー軸、Horizontalを時間軸と言ってもよいでしょう。
インプロビゼーションに於いて、Vertical的な側面とHorizontal的な側面があります。
Vertical的な側面としては、バークレーシステム等におけるアベイラブルノートスケールなどが代表的なものといれるでしょう。
Horizontal的な側面としては、ブルースのコード進行の中でブルーススケールなどが代表的なものです。
Verticalは一つのコードの中でのノートとの関係を表すものであり、単純にコード構成音は最もインサイド、コードスケールは普通にインサイド(アボイドノートをのぞく)、それ以外をアウトサイド考えてよいと思います。
Horizontalはコード進行の中あるいは、調性など関係の表すものであり、前のコードのコードスケールを弾いたり、次にくるコードのコードスケールを弾いたり、現在のコードに対してはアウトサイドかもしれませんが、前後の関係で比較的インサイド、というか自然な流れとしてのフレーズであったりします。
例えば下記の様なコード進行があったとします。
CM7 DbM7 CM7
この時全てのコードでCメジャースケールを弾きます。
DbM7の時にCメジャースケールは明らかにアウトのスケールなのですが、このコード進行のなかで弾くと、何か浮遊した様な不思議な感じになります。
そうSuperimporseとHorizontalは密接な関係があるのです。
(つづく)
Superimpose [音楽理論]
日本語に約すると、重ね合わせという意味です。
ベースになるコードに別なコードを重ねる。
ポリコード。
ベースになるキーに別なキーを重ねる。
ポリトーナル。
スーパーインポーズとはポリトーナルの表現技法の一つといえるのでしょう。
ベースとなるキーと重ねるキーの距離感や関係でインサイドからアウトサイドまで演奏できます。
重ねるキーが近親調では、比較的インサイドなフレーズとして。
また短三度の音程差のキーでは中心軸システムとしては同機能といえるので、特殊な緊張感が生まれます。
実はブルーススケールは短三度上のキーのペンタトニックスケールにブルーノートを加えたものになります。
例えばCのキーのブルーススケールは短三度上のEbのペンタトニックにF#を加えたものになります。
プルースはポリトーナルの一表現と呼ぶことができます。
そこで、Cのキーのブルーススケールは、CのキーとEbのキーを合わせたものと言いたいところですが、じつはそうではなく、GのキーとBbのキーを合わせたものです。
この2つのキーを合わせると。
C,D,Eb,E,F,F#,G,A,Bb,B
となり、拡大したブルーススケールそのものになります。
なぜ、CとEbのキーではなく、GとBbのキーでしょうか、その答えは、中心となるスケールをメジャースケールではなくリディアンスケールとすればよいのです。
このときの中心になるものをリディアントニックと言います。
(このへんはジョージラッセルのLydian Chromatic のコンセプトに詳しい)
Gのキー(ここでのキーとメジャースケールに相当)のリディアントニックはF、BbのキーのリディアントニックはEb。Cリディアンスケールとその短三度上のEbリディアンスケールをsuperimposeすることにより、拡張したブルーススケールが得られます。
Lydian Chromatic conceptと中心軸SystemとSuperimporseによりブルーススケールを理論的に構築することができます。
(つづく)
Any Key [音楽理論]
インプロビゼーションのレベルアップにおいて、Any Keyというのは重要なファクターだと思います。
1)12小節のブルースのコード進行、スケールを全てのキーで戸惑いなく弾ける。
|C|C|C|C|F|F|C|C|G|F|C|C|
2)全てのキーのRhythm Change(I got a rhtyhmのコード進行)を覚える。
|C Am|Dm G7|C Am|Dm G7|C C7|F Fm|C G7|C|
|E7 |E7 |A7 |A7 |D7 |D7|G7 |G7 |
3)色々曲のメロディー、コード進行、フレーズをキーを自由に変えて弾く。
インプロビゼーションのテクニックにスーパーインポーズという考え方があります。
ソロを弾く場合、まずコードが決まったらそのコードのコードスケール内のノートを使用して演奏するわけですが、このスーパーインポーズでは別なコードを割り当てそのコードスケールを演奏します。
例えばDm7のコードで、Dm7のコードスケールを弾くのではなく、他のコードC#m7のコードスケールやA7のコードスケールを弾いてみます。
その当てはめるコードスケールによって、インサイドなフレーズからアウトサイドなフレーズまで広げることができます。
Any Keyで弾けるということは、この様々なインサイドからアウトサイドのコードスケールを弾くためのマストアイテムです。
モード等のコードの変化が少ない曲は、色々なコードスケールを重ね合わせることにより、ソロの色彩感が広がることになります。
(次回につづく)
ペンタトニック、テトラコード、クロマチック [音楽理論]
自分なりの音楽理論を組み立てようと思っています。
今漠然と、ペンタトニック、テトラコード、クロマチックとこの3つの音組織を組み合わせて何かできないか検討中です。
ペンタトニックは5音階、
テトラコードを二つ組み合わせると、7音スケール、
クロマチックで12音。
ペンタトニックは縦の音組織、
テトラコードは横の音組織、
クロマチックは円の音組織。
取り合えず、今回は予告編。
今日のフレーズ [音楽理論]
練習用のフレーズを考えてみました。
最初の4音はDmM7コードの分散和音、後半の4音はDブルーススケールの4音。
このフレーズを12のキーで演奏します。
また、最初の4音の順番を並び替えてみたり、後半の4の順番を並び変えてみたりします。
(それぞれの4音は24通りの並び替えができるので、24×24=576のフレーズが考えられます。)
スケール [音楽理論]
上から、メジャースケール、メロディックマイナースケール、ホールトーンスケール、ディミニッシュスケールです。
メジャースケールとメロディックマイナースケールは全部で7個と7つのモード。
(メジャースケールはいわゆる、7このチャーチモード、メロディックマイナーも同様に7つのモードがあり。)
ホールトーンスケールは2個。(どこから始めても同関係なのでモードは1つ)
ディミニッシュスケールは3個と2つのモード。(半音全音と全音半音)
バップ・スケール(楽譜) [音楽理論]
バップ・スケールの楽譜です。
上からCメジャー・バップ・スケール、Gドミナント・バップ・スケール、Dドリアン・バップ・スケールです。
楽譜ソフト [音楽理論]
テキストベースのフリーの楽譜ソフトを見つけました。
下記のデータを変換すると、
\layout {
indent = #0
line-width = #150
ragged-last = ##t
}
\relative { c8 d e f g a b c }
\relative { c8 d e fis g a b c}
\relative { c8 d e fis gis a b c}
こんな感じに出力されます。
これでfinale等を使わなくても簡単に楽譜データが作成できるので、今後音楽理論系の時には楽譜付きでアップします。
任意の音の選び方(順番をかえてみる。) [音楽理論]
任意の4音を選ぶにも、あまりにも自由度が多すぎるので、いくつか例を
1)ペンタトニックスケールの中から4音
ペンタトニック内ならどの4音を選んでもメロディックです。
2)ブルーススケールの中から4音
4#(CブルーススケールならF#)の音を含んだ4音を選ぶとどう弾いてもブルースっぽくなります。
3)4音和音の4音
b7やメジャー7やマイナー7コードや、ディミニッシュコード、7sus4等
の4種類の転回系で。
この3種類だけでもかなりのフレーズの可能性があります。
順番を変えてみる [音楽理論]
インプロビゼーションの練習として、任意の4音を選んで色々な順番で弾いてみます。
4音の順列組み合わせは24通り。下記のとおりです。
(任意の4音を低音から1、2、3、4と番号をふってみます。)
1-2-3-4
1-2-4-3
1-3-2-4
1-3-4-2
1-4-2-3
1-4-3-2
2-1-3-4
2-1-4-3
2-3-1-4
2-3-4-1
2-4-1-3
2-4-3-1
3-1-2-4
3-1-4-2
3-2-1-4
3-2-4-1
3-4-1-2
3-4-2-1
4-1-2-3
4-1-3-2
4-2-1-3
4-2-3-1
4-3-1-2
4-3-2-1
この4音で色々リズムを変えてみたり、省略したみたりしてバリエーションを増やしてみましょう。
バップスケール [音楽理論]
ちょっとジャズっぽいフレーズを弾きたい時、バップスケールを使用すると比較的簡単にジャズっぽくなる。
バップスケールとは、7音スケールに一音足したスケールで、
CM7に対しては、メジャースケールに#5のG#音がたされたもの。
C, D, E, F,G,G#,A,B, C
G7に対してはミクソリディアンスケールにメジャーの7thのF#加えたもの。
G,A,B,C, D, E, F,F#,G
Dm7に対してはドリアンスケールにメジャー3thのF#加えたもの。
D, E, F,F#,G,A,B,C, D
等がよく使われる。
このバップスケールを全てのキーで憶えること。
ブルーススケールとペンタトニックスケール [音楽理論]
Cのブルーススケールは、
C-Eb-F-F#-G-Bb
とEbペンタトニックスケールにF#が加わったものと同じになります。
これは、Cペンタトニックスケールに直すと、CペンタトニックスケールにEbが加わります。
C-D-Eb-E-G-A
このスケールはCM7で使用することができます。(C7でも使用可能)
またCM7のコード使用できるペンタトニックスケールとして、GやDペンタトニックスケールがありますが、
これも、上記の用に拡張して、
G-A-Bb-B-D-E(GペンタトニックスケールにBbを拡張したもの)
D-E-F-F#-A-B(Dペンタトニックスケールを拡張したもの)
等のスケールもCM7のコードで使用できます。
典型的なブルーススケールの使用法以外にもペンタトニックスケールの拡張としてブルーススケールが使用可能です。