SSブログ

思想としての仏教

思想としての仏教が好きです。

死後の世界も、全知全能の神も信じていません。
ただあるがままに世の中はあると思います。

そこには、善も悪もなく。
人は生まれ、生まれ。
死んで、死んで、無に帰るだけだと思います。

縁と空。

世の中は全て関係性の中で存在します。
絶対的なものはなく。
相対的な関係のなかで存在します。

意識、自我は不思議なものです。
なぜ、我々は。私は、意識というものがあるのでしょうか?
意識も自我も脳というシステムが生み出した幻でしょうか?

寝てしまえば、意識はなくなります。
死んでしまえば、意識はなくなります。

目で見た、光の情報を捕え。
空気の振動を耳で捕え。
神経細胞が、刺激を温度を重力を脳に伝えます。

心は脳の機能の一部でしかなく。
音、光、重力、電気信号。
外部の状態を内部に伝えます。

この空間は、
この時間は。
私自身から切り離すことはできません。
空間の、時間の歪みが私という存在なのです。

生まれることも、死ぬことも、悲しいことではなく。
空間と時間の歪みの流れの中の一部でしかありません。

死ぬことを、生きることを、素直に受け入れたいと思います。
過去の記憶と、未来の夢を抱きながら、今、この場所で、とりあえず、生きていこうと思います。
死が別れを告げるときまで。



















nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

引越日本の女性Jazz Pianist ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。