Any Key [音楽理論]
インプロビゼーションのレベルアップにおいて、Any Keyというのは重要なファクターだと思います。
1)12小節のブルースのコード進行、スケールを全てのキーで戸惑いなく弾ける。
|C|C|C|C|F|F|C|C|G|F|C|C|
2)全てのキーのRhythm Change(I got a rhtyhmのコード進行)を覚える。
|C Am|Dm G7|C Am|Dm G7|C C7|F Fm|C G7|C|
|E7 |E7 |A7 |A7 |D7 |D7|G7 |G7 |
3)色々曲のメロディー、コード進行、フレーズをキーを自由に変えて弾く。
インプロビゼーションのテクニックにスーパーインポーズという考え方があります。
ソロを弾く場合、まずコードが決まったらそのコードのコードスケール内のノートを使用して演奏するわけですが、このスーパーインポーズでは別なコードを割り当てそのコードスケールを演奏します。
例えばDm7のコードで、Dm7のコードスケールを弾くのではなく、他のコードC#m7のコードスケールやA7のコードスケールを弾いてみます。
その当てはめるコードスケールによって、インサイドなフレーズからアウトサイドなフレーズまで広げることができます。
Any Keyで弾けるということは、この様々なインサイドからアウトサイドのコードスケールを弾くためのマストアイテムです。
モード等のコードの変化が少ない曲は、色々なコードスケールを重ね合わせることにより、ソロの色彩感が広がることになります。
(次回につづく)
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